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ゆるそうでゆるくないゆるキャン△スタンプラリーに行ってきた
今回の記事は、昨年の9月にゆるキャン△とラブライブがコラボしたスタンプラリーに行った記録を書いていく。今後アニメ関連のスタンプラリーに行く予定がある人や、普段の旅行で変わった楽しみ方をしたい人に是非読んでほしい。
作品紹介
スタンプラリーの内容に触れる前にそれぞれの作品について触れておく。
ゆるキャン△について
ChatGPTの回答より
『ゆるキャン△』は、あfろによる漫画作品で、女子高校生たちがキャンプを楽しむ様子を描いた日常系アウトドアストーリーである。
主人公の志摩リンはソロキャンプを好む静かな性格の少女で、ある日キャンプ場で迷子になった各務原なでしこと出会う。なでしこは明るく好奇心旺盛で、これをきっかけに「野クル(野外活動サークル)」の仲間たちと共にキャンプを楽しむようになる。物語は彼女たちが四季折々のキャンプを通じて友情を深め、アウトドアの魅力を知っていく様子をゆるやかに描く。
作中には実在のキャンプ場や観光地が登場し、リアルなキャンプ描写やアウトドア知識が盛り込まれている。2018年にアニメ第1期、2021年に第2期が放送され、2022年には劇場版が公開された。美しい風景描写やキャラクターの掛け合いが人気を集め、キャンプブームにも影響を与えた作品である。
ラブライブ!サンシャイン!!
ChatGPTの回答より
『ラブライブ!サンシャイン!!』は、メディアミックスプロジェクト「ラブライブ!シリーズ」の第2作。
静岡県沼津市・内浦を舞台に、9人の女子高校生がスクールアイドルグループ「Aqours(アクア)」を結成し、廃校の危機にある母校・浦の星女学院を救うために奮闘する物語。
2016年にTVアニメ1期、2017年に2期が放送され、2019年には**劇場版『ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』**が公開。楽曲リリースやライブ活動も活発で、実際のキャストがライブパフォーマンスを行う点も特徴的。
前作『ラブライブ!』の「μ’s(ミューズ)」に続く新たなスクールアイドルとして誕生し、シリーズの人気をさらに広げた。
今回のスタンプラリー
これらの2作品は静岡県を舞台にしており、県内では作品を絡めたリアルイベントが頻繫に行われている。ただ、今まででコラボイベントはありそうでなかったのだ。公式サイトを見て「これは回ってみたいな。」と思った。
https://meetsshizuoka.jp/index.html
このスタンプラリーは2024年4月26日(金)~2024年9月30日(月)の期間中に静岡県の各18スポットを回ることを最終目標としている。スポットは静岡県全域に点在しており、それぞれ西エリア、中エリア、東エリアのスポットを6つ回ればそれぞれのエリアで異なる景品を手に入れられる。
参加するなら当然全エリアを回りたいのだが、1日では到底回りきるのは無理と考え3日計画で回ることにした。ただ、8/25に社労士試験が控えていたので回るならそれ以降の連休でとなり、必然的に9月の連休で回ることとなった。
ルートと宿泊先
行く日程が決まったら、具体的なルートを決めていった。スタンプラリーのスポットだけでは物足りないので付近の観光スポットや作品でモデル地となっている聖地を回れるだけ回る。旅行は念入りに計画を練らないと気が済まない…(笑)。
満足度の高い旅行計画の組み方について、別記事でまとめる予定。
付随で回ったスポット
ルート情報に入る前に、スタンプラリーとは別で実際に回ったスポットに触れておく。
まず、東エリアは『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台が沼津であり、『ゆるキャン』△のアニメ2期後半がほぼ伊豆半島のため必然的に巡回スポットが多くなった。
また、中エリアはゆるキャン△のアニメ3期で描かれた千頭駅まで行き、時間の関係で南部に折り返した。
最後に西エリアで、付近にはエアーパークやスズキ歴史館、本田宗一郎ものづくり伝承館、ヤマハ イノベーションロードといった魅力的な施設が多いのだが、これらも時間の関係で回れず。
1日目
1日目の朝から回るために前日移動と前泊をした。沼津に泊まるなら、やはり沼津リバーサイドホテル一択だろう。←

1日目は沼津リバーサイドホテルから、丸勘で朝食を食べつつ推し旅コースターを回収。その後道の駅 伊東マリンタウン→広井酒店→伊豆オレンヂセンター→道の駅 開国下田みなとへと進み、昼食は下田バーガーを食べた。

そこから北上して河津七滝ループ橋→道の駅 天城越えでわさびソフトを食べ、修善寺駅→道の駅 伊豆のへそ→道の駅 くるら戸田→内浦→道の駅 伊豆ゲートウェイ函南→沼津駅付近→駿河湾沼津SAと回った。

2日目のスタートスポットである日本平に比較的近いホテルに宿泊し、1日目を終えた。
2日目
2日目はホテルから日本平へ出発し、静岡PARCO→千頭駅付近のうえまるでダムカレーを食べ、そのまま南下。
道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘→KADODE OOIGAWA→プラザロコ→つま恋リゾート 彩の郷→日本茶きみくら 本店→と回り宿にチェックイン。2日目はさわやか菊川本店付近で宿泊した。

3日目
3日目は最初に道の駅 いっぷく処横川に向かい、天竜二俣駅へ。駅のショップにはアニメ及び実写ドラマの役者さんのサインがあった!

その後SWEN浜松店→石松餃子本店で浜松餃子を食べ、浜名湖かんざんじ温泉→渚園 キャンプ場→弁天島海浜公園→今切体験の里 海湖館と回り計3日に渡るスタンプラリーを終えた。
筆者おすすめスポット
今回20か所前後各地を回った中でも特におすすめのスポットを6か所紹介していく。他にも広井酒店や松月等、魅力的なスポットは沢山あるのだが、各エリアのスポットを満遍なく出したいので今回は割愛した。
つじ写真館
沼津駅からも徒歩で行ける写真屋さんだ。グッズやコラボコーヒー等も販売しており、オタクでも入りやすいお店である。外の黒板アートは今回のスタンプラリー仕様になっていた。

三の浦総合案内所
『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地であり、沼津のスポットの中でも特に展示されているグッズが多い。比較的駐車場も停めやすく、近くに用があれば併せて立ち寄りたいお店である。

うえまる
『ゆるキャン△』でなでしこが食したダムカレーを食べられる。近くの千頭駅でトーマスフェアが行われている時期は子連れが多い。

日本茶きみくら 本店
『ゆるキャン△』でしまりんが立ち寄っていたお店。1Fはショップ、2Fが喫茶店になっている。休日なら待ちを覚悟すべし。(自分は時間の関係で行けず…。)

渚園 キャンプ場
キャンプ目的ではなく、スタンプラリースポットのため立ち寄ったところ、グッズ展示及び販売量に圧倒される。西静岡で行ったことがある施設では一番かもしれない。特に綾乃推しぽかった。

弁天島海浜公園
景色が良く車の集まりやライダーも立ち寄る場所である。この付近は『ガヴリールドロップアウト』のモデル地にもなっており、ガチャガチャやマップ等が置いてある。

こうやって振り返ると本当に3日で静岡県を横断したのだと実感が湧いてくる。
実際に回ってみて
今回の旅ではじっくり見ることよりもしっかりと回りきることに比重を置いて回っていた。スポットによっては駐車場が停めづらかったり、渋滞に捕まって想定以上に移動に時間がかかってしまったりしたが、大きなトラブルもなく旅行を楽しむことが出来た。
特に2024年は旅行という旅行はほとんどしていなかったので、余計に楽しかった。やはり自分で計画して自分で回る旅は満足度が非常に高い。
スタンプラリーをより楽しむために
このような広範囲のスタンプラリーは車で回ることが前提となってくるが、運転者のキャパ以上に移動距離を稼ごうとしてはいけない。レンタカーであれば同乗者で運転を分担する等、一人に負担が寄らない工夫をすべきだ。特に普段車に乗らない人ほど運転疲れを軽視しているきらいがある。運転中寝るなとは言わないが、運転者が眠くならないよう話し相手をしたり、ナビをサポートしたり出来るとより良い旅になるだろう。
また、各スポットでも必要以上に騒いだり、道を塞いだりする等他の観光客に迷惑がかかるような行為をしてはならない。各々が節度を守ることで次回同じようなイベントが開催される可能性が出てくる。
まとめ
そんなこんなで無事に全スポットを回り切ることが出来た。
まだまだ静岡県内には魅力的なスポットや施設があり、『ゆるキャン△』のモデル地に至っては山梨県や長野県にまで広く点在している。今後もルールを守って楽しく各地を回っていければと思う。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
