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今回は学生時代、完璧主義者だった自分が完璧主義を捨てることで感じたことについて書いていく。
完璧を求めすぎると人生がつまらなくなる
小学生までは運動も勉強も努力しなくてもそこそこ出来た。中学受験でもそうだった。おかしくなってきたのは、中学に入学した頃からだったと思う。
周りのレベルが高すぎてそこそこの評価ではちやほやされなくなった。そして何かを頑張ろうとしても上には上が居ると悟り、やる前から勝負を投げ捨てるようになっていった。プラス方面に頑張るよりもマイナス方面に振って非行に走った方が自分の自己顕示欲を満たすことができた。
高校、専門時代もすぐ投げやりになる癖は治らず、何かしらの壁にぶち当たるとゲームのリセットボタンを押すかの如く、すぐに諦めるようになってしまった。
できる部分、できない部分を受け入れる
”完璧な人間なんていない”と気づいたのは社会人になってからだった。それまでは自分が周りに完璧を求めすぎるせいで、自分も完璧でなければならないと勘違いしていた。自分の周りに過度な期待をしなくなったことで自分への期待値を落とした。
例えば職場に自分が尊敬できる人がいたとして、その人が仕事中に見せる部分というのはその人のほんの一面でしかないし、仕事場で活躍していたとしてもプライベートで同じ感じかというとそんなことは決してない。その人の1ステータスが優れているからといって、他も優れているとは限らない。勝手な期待をし勝手に幻滅した経験はないだろうか。多分どんな人でも他人に支えられて生きている。他人を頼ることは何の恥でもない。
強みを見つける
完璧を求めすぎないとはいえ、自分にはこれという軸はあった方がいい。何か不測の事態があった時に自分自身の軸がブレずらくなる。何でも良いので一つ誇れるものを持っておくと良い。
究極奥義に完成なし
自分の大好きな"イナズマイレブン"というアニメの円堂守のセリフである。いくら悩んで考えても必殺技が出せない。そんな主人公が”究極奥義は未完成”というヒントから"究極奥義は常に進化し続けるため、完成形はない"というものに昇華し、編み出された新必殺技が正義の鉄拳である。この必殺技は世界への挑戦編の序盤まで進化を繰り返し、使い続けられた。
完璧なものなど存在せず、常に人間は進化していくものということに通ずると思い紹介させていただいた。
総括
完璧を求めすぎない教えは仕事やビジネスにもおいて有用だ。いつまで準備をしても完全な状態なんて一生来ない。まずはスタートを切り、走りながら研ぎ澄ませていくものだ。何歳からでも人生は変えられる。人生はもがくから楽しいのだ。
自分の人生に満足してなくて、頑張っている他人の足を引っ張りたがる日本。。。他人を下げるのではなく自分を上げていけ。