マインドセット ライフハック

多汗症で悩む君へ

今回は世間では知る人ぞ知る多汗症について書いていく。この記事を読んで、是非多汗症について知っている人も知らない人も理解を深めてくれたら幸いだ。

多汗症ってナニ?

多汗症は世間では単なる汗っかきと思われがちだが、汗っかきとは似て非なるものだ。

多汗症には全身に多量の汗をかく「全身性多汗症」と、手の平や足の裏など局所的に多量の汗をかく「局所性多汗症」とがある。

かくいう自分も多汗症なのだが、とにかく人前で汗をかくことに恐怖を感じていた。暑かろうが、寒かろうが発汗する。汗は止まれと願うほど止まらない。今だから恥ずかしげもなく話せるが、当時は相談相手もおらず本当に辛かった。全てがどうでも良くなり死ぬことすら考えていた。

多汗症の学生時代

発汗については前述した通りだが、自分が臭くないかどうか周りへの影響が気になって仕方なかった。学生時代はとにかく席替えが死活問題で、女子が周りに来ないことを願うばかりであった。

汗のことが気になりすぎて授業に集中できない。学校行事にも参加する気にならない。全校集会は人間が密集してしんどいので保健室でサボり、仮病で早退しがち。汗臭いと言われるくらいなら制汗剤臭いの方がましだと思い、制汗剤を身体中に振りまいていたこともあった。

中学1年生の時点で普通の学校生活は厳しいと感じていた。プロバンサインも飲んだがあまり効かなかった。

今できること、やっていること

それでもいつまでも現実から目を背けてはいられない。ここでは多汗症や臭いの対策として自分がやっていることを紹介していく。

  1. 朝一に出勤
    誰もいない時間に出勤し汗のケアから始める。これは学生時代からやっていることだ。他人がいる時間に汗の処理をすると、周りの目が気になって発汗が止まらなくなる。
  2. 適度な運動やサウナ
    発汗の習慣を作ることで体内の水分を循環する。普段発汗しない人間の汗はどうしても臭いものだ。学生時代はジムやサウナに行く余裕はなかったため、湯船に長時間浸かるくらいしか出来ることはなかった。
  3. 食生活の改善や減量
    食生活を改善すると、肉や油ばかりとっていた頃より汗の臭いがマシになった気がする。また、減量したことで少しだけ汗をかきづらくもなった。太っているとどうしても体温が高くなりがちになり、その調節で汗の量が増えてしまうのだ。

総括

周りの人間にちょっと悪口を言われただけで、自分で自分を追い込んでいないだろうか?
生まれ持った体質はそう簡単には変えられないけど、自分の生き方や考え方は変えられる。悩んでいる時ほど視野が狭くなりがちなのだ。
狭い世界で悩んで多汗症で人生を諦めないで欲しい。自分も今では人生を諦めなくて良かったと思っている。世界は君が思っているよりずっと広い。

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