資格

第一種衛生管理者試験の勉強法について

今回は第一種衛生管理者試験の勉強について書いてみる。設置義務があるのに勉強の記事があまり見つけられなかったのも要因の一つだ。

受験のきっかけ

自分の場合は仕事で必要になったというわけでもなく、社労士の受験を意識しだして労務系の資格が欲しくなったため受験に踏み切った。

試験について

試験範囲は労働衛生(有害業務)、労働衛生、関係法令(有害業務)、関係法令、労働生理の5つの大きな項目から試験は出題される。合格率は40%ほどで、1か月に何回か受験のチャンスがある。

申込手続きに関して、事業主の証明書等の書類準備が地味にめんどくさい。試験日を決めたら早めに処理に取り掛かることを勧める。また、試験地が辺鄙な場所で平日しか試験を行っていないので、受験にあたって仕事や学校は休まなければならないだろう。詳しくは安全衛生技術試験協会のHPを見てみてほしい。

https://www.exam.or.jp/index.htm

参考書選び

自分が相棒に選んだのは衛生管理者一問一答パーフェクト。試験範囲が何気に広いので、網羅性の高そうな問題集を探してこちらを選択した。参考書を選ぶ際にはネットの評判を見るのも良いが、一度書店に行き実際に参考書に触れてみるのが良いだろう。

第1種衛生管理者 一問一答 パーフェクト1500問 ’23~’24年版

Youtubeの動画を見て概要を学ぶ(半月)

ここからは勉強方法について触れていく。まずは試験の概要を掴むために、Youtubeでのぐちゃん先生や第一種衛生管理者合格チャンネル(重要度A,B※現在は再生リストが削除されてる?)の動画を繰り返し見た。最近はYoutubeで様々なジャンルの動画が存在し、資格試験も例外ではない。ただ、ちゃんとした資格予備校ではない個人チャンネルも多いので、全てを鵜吞みにするのは危ない。

複数個の媒体を使うことで網羅性高め、別の角度から同じ内容をインプットすることで勉強の効率を上げていく。センターピン(重要項目)を効率よく把握する。

知識をアウトプット(一か月)

次に問題集と過去問ドットコム、公表問題等を使ってアウトプット学習を行っていった。試験範囲が広いが、繰り返し問題を解くことで出題頻度の高い問題を見極めていく。五指択一だが、正確に何もかもを覚える必要はなく、消去法で解ける問題も多い。

総括

そんなこんなで上記の勉強方法で一発合格を果たした。第一種衛生管理者は短い勉強期間でも合格できる国家資格だ。有害業務以外の内容は日常業務でも役立つ内容も出てくるので是非とも受験してみて欲しい。

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