資格

宅建試験に独学で挑む

今回は現在進行中で勉強中の宅建(宅地建物取引士資格試験)について、独学の現状について書いていく。

宅建ってナニ?

ここで宅建について軽く紹介をしておく。宅建試験とは宅地建物取引士資格試験の略称で不動産取引等に関することについて知識を問う試験である。試験日は年1回、学歴関係なく誰でも受験出来、年間の受験申込者数は20万人以上にも上る人気資格だ。詳細はURLより確認してみてほしい。

不動産適正取引推進機構

受験のきっかけ

宅建を受けると決めた動機は至極単純だ。士業の資格の中でも比較的取りやすそうでネットで調べると勉強の目安が300時間ほどだったから。

もう一つ上げるとするなら今まで生きてきた中でも、不動産という馴染みのない領域の知識に触れてみたかったからだ。

現状の進捗

6月に入ってから勉強を始め、今日で全分野を何週か終えたところ。あこ課長の無料宅建講座や棚田行政書士の不動産大学等のYoutube動画、書籍はみんなが欲しかったシリーズ、最強の宅建問題集を中心に学習を進めている。

書籍については、簿記やFP試験でお世話になったみん欲しシリーズを中身を見ずに購入したが、自分とはあまり相性が良くなかったので少し後悔している。如何せん内容を絞っているせいか、割と重要な内容が書いていないと感じることがたまにある。

勉強開始直後は覚えることが多すぎて、この量勉強するの?って感じだったが、1ヶ月半ほど続けてやっと頭に入ってくるようになってきた。今は平均で平日3時間、休日は8時間ほど勉強している。

権利関係以外は模試の点数も安定してきたので、本番の権利関係の問題次第かなといったところだ。

独学の実態

巷では2,300時間ほどで行けると言われているが、初学者ではだいぶキツイと思われる。実際に勉強を進めてみて、独学はかなり茨の道だと実感した。ネットの短期間合格記に踊らされてはいけない。

初学者なら勉強期間を半年は取るのを勧める。あと、分厚いテキストでも意外と載っていない情報がある。

試験まであと2ヶ月、今後の戦略

空き時間もフル活用してとにかく合格点まで持っていく。宅建業法、法令上の制限、税その他は定石通り満点を目指す。権利関係は深入りしすぎないが、借地借家法や区分所有法は絶対に落とせない。

総括

学ぶ内容は役立つものが多く、慣れてくると勉強が楽しい。特に権利関係は実生活にも一番関係があり、主に民法について触れられる。ただ、権利関係はすぐに点数が伸びるわけではないので深入りは禁物だ。あくまで試験の合格にコミットした勉強を。

上述した通り、宅建は受験資格がなく誰でも受けられる試験なので気になったら申し込んでみてほしい。

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